0594-23-3200

三重県桑名市江場456-3

ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドロームとは

ロコモティブシンドローム画像

骨や筋肉などの運動器障害によって移動機能が低下している状態であり、巷では「ロコモ」と略して呼ばれています。骨粗鬆症や変形性膝関節症、筋肉の減少などのため、歩行が困難になったり、ちょっとした負荷で骨折を引き起こしたりするので、日常生活に支障を来たすようになります。外出することが億劫になり、家に閉じこもりがちになると、さらに運動機能が低下し、骨折リスクの増大などの悪循環が起こってしまうので、注意が必要です。

このような事態を起こさないよう、お早めに整形外科を受診し、ロコモを予防するための運動やリハビリ、骨粗鬆症などの薬物療法を受けるようにしましょう。

要介護となる主因は運動器障害

殆どの方は「健康上の問題が無い状態で日常生活を送りたい」と思っていることと思いますが、現実的には加齢に伴って要介護状態になることが良くあります。厚労省では、日常生活に制限のない状態での平均余命(健康寿命)を平均寿命に近づけるよう諸施策を講じていますが、実際には男性が約9年、女性は約12年の期間、健康上の問題から介護が必要となっているのです。

このような介護が必要となる最大の要因は、骨折や転倒、関節疾患、高齢による衰弱など、いわゆる運動器の障害によって起こっています。要介護や寝たきりは、ご本人だけでなく、家族など周囲の人にとっても大きな問題となります。ご自身だけでなく、あなたの大切な家族や友人のためにも、運動器の健康を維持するようにしましょう。

このような方はロコモの可能性があります

  • 片脚立ちでは靴下が履けなくなった
  • 普段生活している家の中でつまずいたり、滑ったりする
  • 階段を上るのに手すりが必要だ
  • やや負担のかかる家事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難になった
  • やや重い買い物(1リットルの牛乳パック2個程度)が辛い
  • 15分くらい続けて歩くことが出来ない
  • 横断歩道を青信号の間に渡りきることが出来ない
なかがわ整形外科リハビリクリニック

院長

中川 太郎
日本整形外科学会専門医・指導医

診療科目

整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科・ペインクリニック内科

電話番号

0594-23-3200

住所

〒511-0836
三重県桑名市江場456-3

最寄駅

近鉄 益生駅

診療時間

日祝
9:00~12:30
15:00~18:30

休診:木曜日・日曜日・祝日
▲:土曜午後は14:00~17:00

イラストマップ